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旦那の同僚がエルフかもしれません|日常の延長で、異世界の後始末をする夫婦の話

旦那の同僚がエルフかもしれません

AWARD NOMINATED
🔥 次にくるライトノベル大賞2025
ノミネート

本作は旦那の職場が異世界と繋がっている、夫婦おもてなしファンタジーである。

この話が狡いのは、剣も魔法も使わずに“日常の体温”だけで世界を救ってくるところだ。 ひばりの武器は料理と人柄で、そこに集まる相手がエルフでもドワーフでも人狼でも、まず腹を満たしてから会話が始まる。優しい旦那が真面目だから、言えなかった事実があとから効いてくる。 何気ない夫婦の日常に、その影が一瞬だけ差し込むのが、思った以上に重い。「おいしい」で繋いだ関係が、どこまで届くかを見届けたくなる。

✏️ 作品概要(あらすじ)

剣と魔法のファンタジーは、意外と身近にある 祖父が営む弁当屋で働くひばりは、常連のサラリーマンと恋に落ち、数年の交際の後に結婚した。ダーリンの名前は三輪伊吹。仕事は団体職員。忙しくてなかなか帰ってこないのが玉に瑕だけど、真面目で優しい素敵な人。 ただ、時々家に連れてくる同僚や取引先のお客様が、ちょっとばかり個性的だった。金髪ロン毛で耳がエルフのように長かったり、全身見たこともない模様の刺青だらけだったり。 「みんなひばりの料理が食べたいんだ」という伊吹の頼みで、不思議なお客様に手料理をふるまうが――そう、ダーリンは勇者様。今も異世界の平和のために奔走するエージェントだったのです! エルフやドワーフの同僚、ふわふわの毛をたくわえた人狼の上司、見た目は小学生な魔王のワガママ娘。 伊吹が連れて来るお客様をもてなしていただけのつもりが、ひばりの人柄と温かい料理で、知らず知らずのうちに異世界の危機を救っていて……? 『おいしいベランダ。』『犬飼いちゃんと猫飼い先生』シリーズの竹岡葉月が贈る、 すこし不思議なおもてなしファンタジー。

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✨ 筆者がプッシュする魅力3選

1. 「異世界、近所でした」みたいな距離感

異世界に行くのではなく、異世界が“生活の延長”として混ざってくる。 現代日本を主舞台に、異世界の同僚や取引先が家に来るだけで、空気がちゃんとファンタジーになるのが気持ちいい。 しかも行き来設定があることで、「戻ってきた後」の人生が具体的に動き続けるのが面白い。

2. 料理が最強スキルで、胃袋が正義になる

ひばりは剣も魔法も使わない。なのに、料理と人柄で場をほどいていく。 美味しいものを食べて美味しいと思うのは同じ、という一点が、異文化交流の芯として効いてくる。 読んでる側はだいたい腹が減る。これは罠。

3. ほっこりだけで終わらせない「夫婦の秘密」と小さな痛み

真面目で優しい旦那が、秘密を抱えたまま結婚してしまったところに、ちゃんと影が差す。 気まずさやケンカが出てきて、そこで初めて“異世界が混ざる生活”の重さが見えるのが上手い。和やかな空気に慣れた頃、やるせなさを含んだ話が不意に差し込まれ、感情を一段深いところに連れていかれる。

✅こんな人にオススメ

  • 日常の延長で非日常を味わいたい人
  • 会話と空気感でじわっと心を掴まれたい人
  • 読後にやさしさと少しの余韻が残る本を探している人

⚠️この作品が合わないかもしれない人

  • 読み始めから派手な事件や濃いアクションを求めたい人は、合わない可能性がある

\まずは冒頭を試し読み/

旦那の同僚がエルフかもしれません
竹岡葉月 / コタチユウ
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