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今さらですが、幼なじみを好きになってしまいました|この恋は、優しい顔をして一度だけ牙を剥く

今さらですが、幼なじみを好きになってしまいました

AWARD NOMINATED
🔥 次にくるライトノベル大賞2025
ノミネート

幼なじみって、近すぎて、いちばん遠い。 隣にいるのが当たり前だった相手を「恋」として見てしまった瞬間から、日常の全部が刺さり始める。 本作は、白坂陽花梨の一人称で進む幼なじみラブコメだ。距離は近い。関係は長い。なのに、決定的に交わらない。 その“詰んでる距離感”のまま、空回りも妄想も友人の茶化しも巻き込みながら、エピソードが積み重なっていく。 そして終盤――文化祭のあたりで、空気が変わる。ここまでの一冊が「前フリ」だったことを、最後の数ページで思い知らされる。

✏️ 作品概要(あらすじ)

最も近くて最も遠い、周回遅れの恋を始めます。

タ~君とは10年来の幼なじみ。気持ちは近づきすぎてて、距離感は見誤りそうもないほどに近くて寄り添っていて、そして変に交わらない、絶妙な幼友達の関係……って、そんなわけあるかぁぁぁぁ~!!
彼の部屋でさりげなく背中を密着させたり、登校時間を合わせて思いがけぬ邂逅を装ったりしてるのに、ずっと一緒だったから感覚が麻痺しちゃって、どんなアプローチも空回り! もうどうすればいいの!? あ、でも、誰にも告られてないって言ってた。ってことは、まだ望みはあるよね? タ~君と、恋人になれるよね……?
白坂陽花梨、16歳……。今さらですが、幼なじみを好きになってしまいました。

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✨ 筆者がプッシュする魅力3選

1. ヒロイン一人称が作る“恋の近さ”

本作は、白坂陽花梨の視点で進む。 「伝わってるのか分からない」「相手がどう思ってるのか分からない」――その揺れが、内面語りとして前面に出る。 幼なじみに向けた感情が、日常の出来事と一緒に増幅していく感触が、この語り口で押し切られる。

2. 幼なじみの距離感が“恋の邪魔”になる

家が隣で、部屋に入り浸れるほど近い。だからこそ、アプローチが成立しにくい。 登校時間を合わせる、背中を密着させる、デートに誘う――やっているのに空回る。 「近いのに進まない」状態が続くことで、もどかしさと切なさが押し寄せる。

3. ラストで空気が反転する“爆弾の置き方”

序盤は、甘酸っぱさと日常の積み重ねで進む。 だが終盤、文化祭付近で空気が変わり、夕と須藤絢深に関わる出来事が提示される。 この一冊が序章だったと分かる終わり方で、次に進むための引きが残る。

✅こんな人にオススメ

  • 幼なじみの“近すぎる距離”が、恋の障害になる話が好きな人
  • ヒロイン一人称の、モノローグ多めな青春ラブコメを読みたい人
  • 日常の甘さから、終盤で不穏に踏み込む切り替えを受け止められる人

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今さらですが、幼なじみを好きになってしまいました
丸戸史明 / よむ
KADOKAWA
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