魔剣少女の星探し 十七【セプテンデキム】
新作文庫部門第10位
ノミネート作品
魔剣戦争が終わって一年。世界は「平和」っぽい顔をしてるのに、剣を握った少女たちは、ぜんぜん大人しくしてくれない。 舞台は魔剣の所持が許される唯一の都市「セントラル」。ここに集うのは、事情と目的を抱えた“魔剣少女”たち。 そして始まるのは、関係性が変わる瞬間が「剣戟」で刻まれていく物語だ。静かな導火線に火が入って、気づいたら燃え広がっている。
✏️ 作品概要(あらすじ)
──これは、伝説となって語り継がれる、魔剣使いの少女達の物語。
「母様。リットは星を見つけました」 魔剣の使い手が争った戦争が終結して一年。母の願いにより最強の魔剣使いを目指すリットは、魔剣の所持が許される唯一の都市「セントラル」を訪れた。そこで彼女は各国の思惑が絡み合った《はぐれの魔剣》を巡る陰謀に巻き込まれ、優れた魔剣『山嶺』の使い手である少女、クララと決闘をすることに――。 「リット・グラントと魔剣『十七』、謹んでお相手いたします」 「もっともっとわたくしを楽しませてくださいまし!」 様々な目的を持つ魔剣少女たちが出会い、剣戟で幕は開かれる。 『ウィザーズ・ブレイン』の著者が放つバトルファンタジー、推参!
✨ 筆者がプッシュする魅力3選
1. 魔剣×剣戟の“情報量バトル”が脳を焼く
本作の戦いは、ただ速い・強いで殴るタイプじゃない。 魔剣ごとの能力(権能)が絡んで、剣士としての技術と駆け引きが同時進行で走る。 緻密で濃厚、なのに「今なにしてる?」で迷子になりにくい——このバランスが刺さる。
2. 主役級の少女が3人揃って、関係性が“剣で”切り替わる
リット、クララ、ソフィア。全員がそれぞれ物語の主役になれる背景を背負っている。 だからこそ、出会いが軽くない。 決闘、介入、事情の共有、そして協力へ。感情の向きが変わるタイミングが、言葉じゃなく剣戟で刻まれていくのが強い。ここ、普通にグッと来る。
3. 「序章」なのに世界が広がりすぎて、引きがズルい
戦争終結後の時代、魔剣の価値が揺らぐ空気、その裏で絡む各国の思惑。 さらに《はぐれの魔剣》、鍵、門、七つの厄災、結社——要素が段階的に増えていく。 終盤は規模がデカい戦いに振り切って、ラストは“続きが気になる形”で締まる。次巻に手を伸ばさざるを得ない。
✅こんな人にオススメ
- 魔剣や固有能力が飛び交う、緻密なバトル描写を浴びたい人
- ガールミーツガールの関係性が「戦い」で変わる瞬間に弱い人
- 王道ファンタジーで、序盤から世界観が広がっていく構成が好きな人
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