戦地から帰ってきたタカシ君。普通に高校生活を送りたい
ノミネート
戦争を終えた英雄が、ただ「普通の高校生活」を送りたいだけの話。 タイトルだけ読むと、しんみり系・帰還兵ヒューマンドラマを想像する人が多いはずだ。 ――安心してほしい。そんな湿っぽさは秒で吹き飛ぶ。中身は常時フルスロットルの戦後ドタバタラブコメだ。 それでも読んでいると、ふと笑いの隙間から「戦場の温度」が顔を出す。その瞬間だけ、空気がスッと冷える。
✏️ 作品概要(あらすじ)
どうしてお前らは、俺から日常を奪うんだ… 宇宙人による侵略戦争から 世界を救った英雄、四分咲タカシ。 そんな稀代の戦士の夢はたった一つ、 ”普通の高校生活を送ること”だった。 終戦後、この悲願が実現することに 心を躍らせた彼は、すぐに帰還して 日本で暮らすことを決意する。 しかし、北欧出身の戦友・ナタリーが、 なぜか”同棲”と称してタカシの家に転がり込んできて…? 全ては穏やかな青春のため。 恋もバトルもやり過ごしたい最強帰還兵タカシは、 果たして平穏を手にすることができるのか──
✨ 筆者がプッシュする魅力3選
1. 全員ネジが飛んでる。だがそれがいい
まず言っておく。まともな人間はほぼ出てこない。 戦友は距離感ゼロで同棲を始め、姉は重度ブラコンに覚醒し、幼馴染も情緒が限界突破している。 それを主人公タカシが、戦場基準のメンタルでスン…と受け止める。この噛み合わなさがずっと面白い。 読者がツッコミ役に回らされるタイプのコメディだ。
2. 戦闘?いいえ、蹂躙です
タカシは人体改造済みの帰還兵で、作中最強クラス。 敵もトラブルも基本ワンパン、いや蹂躙で終わる。 ここに長引く緊張感や知略戦はない。その代わり、理不尽が即座に処理される快感がある。 脳を休ませたい時にちょうどいい“安心設計”。
3. 笑ってるのに、戦争の影が消えない
本作がただのギャグで終わらない理由はここ。 戦場で何があったのかは詳細に語られないが、断片的な描写が黒い余韻を残す。 登場人物たちがタカシの帰還を異様なほど喜ぶ理由も、そこに繋がっている。 「平和な日常」が、実はとても尊いものだったと後から気づかされる。
✅こんな人にオススメ
- テンポ命、ノリ最優先のドタバタラブコメが好きな人
- 俺TUEEEEで理不尽が即死する展開に快感を覚える人
- 笑いながらも戦争の後味がチラつく作品に弱い人
\まずは冒頭を試し読み/
