
次にくるライトノベル大賞2025のノミネート作品は、ジャンルも方向性も幅広く、気になる作品が一気に並ぶラインナップです。
一方で、情報量が多い分、どれから読めばいいか分からなくなるという状態にもなりがちです。
このページでは、作品をジャンル別に整理し、
今の気分や読みたい方向性から選びやすくまとめました。
迷ったときの「入口」として、気になるジャンルから覗いてみてください。
「次にくるライトノベル大賞2025」(つぎラノ)とは
読者投票で「次にブレイクする作品」を決める、ユーザー参加型のアワードが次にくるライトノベル大賞(つぎラノ)です。
📅 スケジュール
結果発表:2026年2月23日(月・祝)
※結果発表前の時点で、気になる作品をジャンル別に整理しています。
🗡️ 王道ファンタジー
1. 魔術漁りは選び取る
「ただの石ころ」に過ぎない魔術の残りカス。世界が捨てたゴミを、少年だけが「美しい」と拾い上げた。
✨ 魅力ポイント
- 「ゴミ」を宝に変える、狂気的なまでの探究心
- 異世界転生に頼らない、重厚な「ハイファンタジー」の極致
- 「選択」の重みが心を引き裂く人間ドラマ
✅ こんな人にオススメ
- 「どん底からの成り上がり」を、チートではなく「執念と知性」で見届けたい人
2. 崩壊世界の魔法杖職人
文明が一度死んだ後の世界で、ただ黙々と「杖」を削り続ける男の背中には、英雄譚を期待する読者を突き放すような冷徹な熱量がある
✨ 魅力ポイント
- 魔法という「バグ」を学問で殴る心地よさ
- 欠陥だらけの人間が「器用さ」一点で世界を救う歪さ
- 退廃した日常の中に宿る、静かな美しさ
✅ こんな人にオススメ
- ポストアポカリプスの静寂と、滅びゆく世界の美しい空気感に浸りたい人
3. かくして少年は迷宮を駆ける
迷宮で戦い、借金を返し、妹を救うために少年が成長していく物語である。 ……ああ、かなり正面から来たな、と思った。
✨ 魅力ポイント
- 凡人に近い主人公が、目的に縛られて進む構造
- 迷宮攻略と成長が反復される、読み慣れたスタイル
- 妹を救うという目的があり、物語がブレない
✅ こんな人にオススメ
- 派手な才能より、積み重ねる成長を追いたい人
❤️ 恋愛/ラブコメ
4. あそびのかんけい
物語はボードゲームカフェを起点に、恋と嘘と秘密が噛み合っていくラブコメである。陰キャ×ギャルの軽快な掛け合いとして読める一方で、点と点が結びついた瞬間に“ミステリーみたいな気持ちよさ”が残る。
✨ 魅力ポイント
- 関係性の“組み替え”と情報開示の快感
- 会話劇のテンポと“シットコム”の空気
- ボードゲームは“主役”ではなく、ちょうどいい器
✅ こんな人にオススメ
- 構成や情報開示で気持ちよく転がされたい人(読み返しも含めて楽しみたい人)
5. あの子は可愛い男の子。
内気なオタク男子が女装コスプレを通じて、クラスメイトとの関係を変えていく物語。主人公とクラスメイトの距離が変わっていく過程を描く。
✨ 魅力ポイント
- 距離感が主役になる構図
- 学園生活とコスプレイベントの落差
- 関係性の描写が中心に描かれる
✅ こんな人にオススメ
- 設定の派手さより、人物同士の距離を追いたい読み方の人
6. 愛とか恋とか、くだらない。
「恋愛が分からないまま、関係だけが進んでしまう高校生の空気感」を、ここまで解像度高く描いたラノベは珍しい。
✨ 魅力ポイント
- 「もう戻れない」関係性を、最初に置く構成
- 不純なのに、ドロドロしきらない絶妙な距離感
- 恋愛を語らずに進む、人間関係の配置
✅ こんな人にオススメ
- 甘さよりも、気まずさ・間の取り方を楽しみたい人
⚔️ 戦記/政治モノ
7. オルクセン王国史
派手な戦闘より先に、国家と軍がどう立ち上がり、何を整え、何を捨てて、何を守ろうとしているのか。剣より先に糧食が出てくる戦記ファンタジー。
✨ 魅力ポイント
- 戦争の主役が“兵站”に置かれている
- 善悪に寄りかからない種族と国家の描き方
- 一冊まるごとプロローグでも成立する密度
✅ こんな人にオススメ
- 内政・兵站・制度設計の描写でテンションが上がる人
8. 汝、暗君を愛せよ
転生者である若き王が、破綻寸前の王国を政治によって生き延びようとする異世界政治戦記。感情移入より思考追従を求められる一作。
✨ 魅力ポイント
- 政治判断だけで物語を前に進める構造
- 人物関係が「信頼」ではなく「利害」で動く
- 「王として生き残る」一点に集中した設計
✅ こんな人にオススメ
- 感情移入より思考追従を求める読書姿勢を好む人
9. 平民出身の帝国将官、無能な貴族上官を蹂躙して成り上がる
汚物は「軍規」で消毒だ!無能な特権階級を法と実力で叩き潰す究極の成り上がり戦記。
✨ 魅力ポイント
- 逃げ場を塞いでから刺す「合法的脅迫」のカタルシス
- 「超合理性」がもたらす予測不能なテンポ感
- 圧倒的なカリスマと、底知れぬ「怪物性」
✅ こんな人にオススメ
- 「権力を盾にする者が、より上位の理屈で完膚なきまでに論破される」のが好きな人
🌡️ ダークファンタジー/異色作
10. 全滅エンドを死に物狂いで回避した。パーティが病んだ。
生存という名の「バッドエンド」を愛でる。本作は、王道の自己犠牲を「救われた側の地獄」という視点からボコボコに解体する、極上の依存ファンタジーです。
✨ 魅力ポイント
- 「病んでれ」ではなく「病み堕ち」の説得力
- 主人公との「絶望的なまでの認識差」
- 「欠損」という記号の使い方が上手い
✅ こんな人にオススメ
- 「曇らせ」「クソデカ感情」という単語に反応してしまう人
11. 百万回は死んだザコ
……やっぱり、これじゃないとダメなんだ。 数多ある「死に戻り」作品の中で、本作だけが持つ「命の安売り」の匂い。これが堪らなく愛おしい。
✨ 魅力ポイント
- 死を「リソース」として使い捨てる異常な戦闘解像度
- yononaka先生が描く、美しくも残酷な「暴力」の真理
- 「英雄」の光に焼かれる、「ザコ」という名の意地
✅ こんな人にオススメ
- 「死に戻り」に飽き、本当の意味で「命を削る恐怖」を体感したい人
📚 そのほかのレビュー済みノミネート作品
今回は枠の都合で掲載できなかったレビュー済み作品です。