主人公の幼馴染が、脇役の俺にグイグイくる
新作文庫部門第7位
ノミネート作品
現代学園を舞台に、タイムリープと恋愛と人間関係の地雷原を全部踏みにいくラブコメである。 で、ここからが本番。 タイトルで内容が容易に想像できるけど、実際に読むと認識の齟齬に気付く。 距離感バグったヒロイン、空気を読まない善意、主人公だけが知ってる“二周目”の地獄。 甘さだけで押し切る気は一切なくて、笑わせに来た直後に普通に胃を締め付けてくるのズルい。 ラブコメの皮を被ってるけど、中身はかなり真顔で人間関係やってるタイプのやつ。 気づいたらページめくる手が止まらなくなってて、「あ、これ一気読みコースだわ」ってなる。
✏️ 作品概要(あらすじ)
お前が好きなのは俺じゃないだろ!? 駱駝新作、脇役ラブコメ復讐譚が開幕 うちの高校にはラブコメ主人公のような奴がいる。パッとしないのに、なぜだか美少女からモテまくるとんでもない男だ。 そんな男のラブコメに、俺は殺された。やってもいない罪を裁かれ、全てを失い、自ら命を断ったんだ。――だけど、奇跡が起きた。気がつけば俺は二年前の、高校一年の入学式の朝に戻っていた。 奇跡的に得られた二度目の人生、今度こそラブコメには――。 「石井和希君、愛しています。結婚しましょう」 なんで!? 主人公の幼馴染かつド本命の女、氷高命が俺に告白を!!?? クラスでは『氷の女帝』なのに、なぜか俺にだけはグイグイきて……! ちょっと待て、お前が好きなのは俺じゃないだろ!?
✨ 筆者がプッシュする魅力3選
1. 開幕から情緒を粉砕してくる初期設定
一周目の人生、普通にライン越えレベルで重い。 この初期値があるせいで、二周目の行動すべてに「そりゃそうなる」が乗る。 軽口を叩ける余地がない分、物語の地盤がめちゃくちゃ固い。
2. 復讐というより「徹底した自衛ムーブ」
この主人公、イキらないし気持ちよく暴れもしない。 やることは常に「知ってる地雷を先に潰す」だけ。 感情だけで動かず、判断で詰めていくのが切実である。
3. ヒロインの距離感バグが物語を歪ませる
ヒロイン「氷高命」のグイグイは、可愛いのに普通に圧が強い。 癒し枠かと思ったら、空気をねじ曲げる異物として機能する。 このズレが、ラブコメに安易に着地させない。
✅こんな人にオススメ
- ラブコメにちょっと引っかかりを感じたことがある人
- 同じ展開でも、その裏にある理由や流れが気になる人
- 感情だけでなく、考えながら物語を追いたい人
⚠️この作品が合わないかもしれない人
- 最初から最後まで糖度高めのラブコメを期待している人
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